PC,Adroid,自転車,津軽三味線などについてのブログです

2008年3月20日木曜日

十三の砂山


「いつかは弾きたい曲」の「十三の砂山」をやることになった。
三段と平行とのことで、負担が心配ではあるが。
さて、稽古と模範演奏をICレコーダーに録音して、それを頼りに再現しているのだが、
映像がないと、同じ音程でも「2の糸の4」なのか「三の糸の開放弦」なのか、
まだ、音質では判断できない!
打っているのか、または「スクイかハジキ」の区別は音色とバチ音の有無でなんとか
わかるのだが、押しバチかどうかも、微妙なリズムから推測しているしだい。
「運指は稽古でやったろう・・・」との声が聞こえてくるが・・忘れてしまうのです!
で・・録画があると便利だろう・・と思ってます。
ビデオカメラはないので、デジカメで録画してから、GOM Playerで再生ですな。
まずは、前奏の所を習った。
何とか一日で覚えたが、指使いが怪しい!
十三の砂山前奏
タターン タタタタ
タンタタ タタタタ(タンタタ) タンタタ タタタタラ
タタン タララン タタ
タンタタ タンタア タンタッタ タンタンドン

2008年3月18日火曜日

清弦流 入門記1


紆余曲折を経て津軽三味線清弦流に入門しました。
パラグライダーの時も宇都宮スカイパークに落ち着くまで
ずいぶんと紆余曲折を経たものです。
いろいろな条件で自分にあった所を探すのはなかなか大変なことです。
さて、清弦流ですが、びっくりしたことがあります。
1:弦の位置!
弦の位置です!百聞は一見にしかず・・で、画像をご覧ください。★★★
弦を一の糸のほうに寄せるんです!
その理由はというと、ひとつには、3の糸での「かきまわし」が
やりやすいから!ということでした。
(それ以外の理由はまだわかりません)
実際、3の糸でのかき回しが楽になりました!

2:糸巻きの位置

それから、画像からわかると思いますが、糸巻きの位置が小山流と同じです。

清弦流は、木田流の流れとのことです。小山流も木田流の流れということで、
同じ糸巻きの位置らしいです。

(仁木三味線にいって糸巻きの穴の位置かえてもらおうっと・・・)
3:六段がない?
六段といえば「流派にかかわらず全国共通の合奏用じょんから節」なんだと
思ってましたが、清弦流には六段というのがなく、それに代わるものとして
三段というものがあります。
そのうちの一段は、他流派とおおむね同じですが、
二段、三段は、まーったく違う。そして、長い!
通常の六段での、一段、二段、三段は、ご存じのように、共通部分が多く、
一段をやってしまえば、二段、三段はあっという間に覚えられますが、
清弦流の二段、三段はそうはいきません。
(とりあえず今日は今までやっていた澤田流系統の一段から
清弦流の一段への変更訓練しかやってないので、二段、三段については
まだ詳しく語れません)
4:唄づけはあたりまえ!
少なくない三味線教室では、三味線しかない!ことが多いと思います。
しかし、清弦流はちがいます。
小山内先生が、三味線と民謡の両方を教えていることもあり、
師範、名取りの方も、両方の名取り、師範であることが多いようです。
歌い手、太鼓、三味線が奏でる津軽民謡の現場を体験できるのがすばらしい。
私は、とりあえず三味線だけならってますが、曲がひけるようになったら、
民謡の時間にどんどん伴奏していいよと言われました。(うーん、だいぶ先のことだな・・)
まだまだなにしろ一回稽古を受けただけなのでよくわかりませんが、
私にとっての清弦流の驚き!を記録してみました。

2008年3月2日日曜日

津軽三味線はじめました

突然、昨年末、11月13日から津軽三味線をはじめました。
 それから3ヶ月あまり、何か激動の時を経た感じです。

 まず、先生を捜す、楽器を手に入れる・・・ ここで、そもそもすったもんだ。 
邦楽界(?)の特殊(?)な状況に「そうなのかあああ!」と思いつつ、 とにもかくにもはじめた以上、いつかは大会に出場できる程度までは やりたいと続けております。

 思い起こせば、パラグライダーの時も、田中さんや頑固親父のように、 バンク角をしっかりつけてスピードにのった旋回をするのか、 扇沢さんや曽我部さんのように、低速でフラットに回すのか・・・ 人によって流儀が違うのにとまどい、その研究と適応にずいぶんと時間をかけた ものでした。

 津軽も人によって随分と差があるような印象です。 まずもって、右手でバチを使うわけですが、その基本的な叩き方(弾き方)が 人によって「最初の指導」がちがう!

 練習法も、1:基礎徹底重視、曲など後! 2:とりあえず曲覚えましょうね さらにびっくりしたのが、「流派にかかわらず全国共通の曲」といわれている物(具体的には六段)が、流派どころか同じ流派でも人によって微妙にちがうこと。 

じょんがら節の新節をやるといわれ、あわてて新節のDVD教材を手に入れてみれば、 いわば最初の一小節以外「ちがう!」。

 自分自身のリズム感覚の貧弱さと音程のあいまいさのために、事態はさらに深刻! が・・どんな楽器でもそうだと思いますが、だんだん弾けるようになっていけることは 楽しく嬉しいものです。