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2011年12月23日金曜日

GPS性能 S51SEの圧勝! F-12Cの弱点だな:Gps status & toolを使って

スマホ導入の大きな目的の1つがポータブルGPSとしてつかえることへの期待でした。

さて、F-12Cを手に入れて早速使っていると、どうも衛星の補足が遅い。sonyのポータブルナビnv37では室内でも補足するのに全然だめ。外なら十分実用的に補足するので問題なしとしていたのですが、車内でも車の屋根が障害になると補足しない。

さてさて、sony ericsson mini S51SEを新たに手に入れて使ってみると!

「補足が速い! 車の屋根の下でも全然大丈夫!」

とその差に驚きました。

そこで、F-12Cの補足能力を助けてくれるようなGPS補足ツールはないかと探してみると、 GPS status & tool というツールを見つけました。下の写真はS51Sのものですが、見たとおり電子コンパス表示がホーム画面です。下に並んでる小さな緑の帯グラフが補足している衛星の数と電界強度です。9つも認識してます。
(コンパスに加えて、傾斜角表示もできるのですが、そこはF-12Cでは機能しますが、S51SEでは機能しませんでした)
GPS staus & toolの画面
私の家の緯度経度は赤で隠しました

早速、インストールして使ってみると・・・案の定といいますか、S51SEはパッと現在位置を認識しますが、F-12Cは滅多に!認識しません。

「こりゃ、かなりの性能差だなあ」

でした。

このGPS status & toolは、GPSの補足が速い!と評判です。実際、Googleマップで認識させるよりも体感的にもはやく補足します。そこで、このツールでまず高速に補足させ、その情報をGoogleマップに渡すという使い方ができます。設定 - レーダー - 「地図に表示」と選ぶと、googleマップが起動して現在位置が表示されます。その他「共有」メニューから、Gmailなどをえらんで、位置情報を簡単に伝えることも出来ます。

ま、S51SEは、googleマップから認識させても速いので連携は不要ですが・・

さて、F-12Cの捕捉性能が怪しいというわけで、もう1つ、GPS TEST というツールを使って見ました。
GPS TESTの画面

こちらでも同じ結果、この写真もS51SEで衛星を補足した画面ですが、F-12Cでは、実験終了まで、現在位置を特定できませんでした!それにしてもすごい数の補足数ですねえ。室内なので補足ゲインは低いですが、ちゃんと補足してます。

(ちなみに、私のF-12Cは、端末単体でスクリーンショットがとれるようになってはいるのですが、最初からスクリーンショット対応のS51SEのほうが、簡単です・・・)

室内の厳しい条件での実験ですので、S51SEが とても優秀なんだといえるかもしれません。ちなみに、専用ナビの nv37よりも、室内での捕捉性能は優秀でした。これはAGPSの補佐機能がAndoridにはあるからではないかと推測されます。

ではF-12Cは、使いもにならないのか?というと、そんなことはありません。

いままで、車及び自転車、及び徒歩で室外・街中で使った限りでは補足しなかったことはなく、十分の精度で現在位置を表示しました。それでも、気分的に、S51SEのほうが安心です。厳しい条件、山の谷あいや、高層ビルの谷間、高架道路の下などで差がつくかもしれません。

その実験はまだしていないのですが、近々機会があれば、やってみたいと思います。

一部で「神機」といわれるF-12Cですが、弱いところは弱いということのようですね。

2011年12月27日:補足
 f-12cを V20にソフトウエアアップデートすると、S51SEと同等程度にGPS性能が上がります

 参照記事:f-12CのGPS補足能力が高まった(V13→V20)
 

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